PR 農学部に入った人たちが後悔している理由ディスカッションコメント一覧匿名より:農学部に入って後悔している事がいくつかあります。それは専門性の高さが故に、学年が上がるにつれて自分が学びたい事とのずれが大きくなるという事です。例えば、岐阜大学を例にとると、岐阜大学の農学部は共同獣医学科と生産環境科学科と応用生命科学科に分かれています。大きく農学部といっても動物を扱う学部、植生について深く研究する学部、食品や分子生命について学ぶ学科があり、なんとなくという理由で入る学科を決めると自分の職種を大きく左右してしまいます。というのも、学科によって共通の授業はありますが、専門性の高い授業はコース別になっており、自分が必要な単位を取った上で別のコースの授業を受けると言うことは難しいです。また、難関大の農学部以外の大学では受験に数学が必須ではありません。しかし、大学の授業では受験に必要のない知識もあたりまえに出てきて、その応用を学ぶというものが多く、復習だけで手一杯という状況でした。さらに、理系は実習や実験がある分、文系よりも忙しいというイメージでした。実験では実験ノートをつけたり、それに基づいてレポートを提出しなくてはならないので、実験が終わってノートをまとめて、週末はレポートを書く事に費やしていました。後悔しない大学進学にするためにも、自分が何を学びたいかを明確にし、オープンキャンパスに行くなどして資料を集める事をお勧めします。忙しくても自分が興味を持てる分野であれば楽しく勉強できますよ。返信匿名より:農学部に入って悔やんでいることは、薬剤師の資格が取得できないことである。農学部の中でも生物化学系の(以前は農芸化学と呼ばれていた)分野を選ぶと、化学や生物の専門知識を習得しなければならなくなる。そうなると、お薬の周辺知識も身に付き、大学院で薬学部と引けを取らない研究ができるようになる。その結果、製薬企業に研究開発職に就職する者もいる。私は調剤薬局で、目薬の添加剤の配合目的を確かめようとしたら、薬剤師に驚かれたことがある。私は化粧品の会社で働いているのだが、同業者(薬剤師)でも製薬企業の人間だと誤解されたのかもしれない。農学部出身者と薬学部出身者との大きな違いは、薬剤師の資格の有無である。薬剤師の資格があれば、全国の至る所にある調剤薬局やドラッグストアで正社員として採用される可能性がある。農学部出身になると、研究開発系の専門職が薬剤師のように全国いたるところにあるわけではない。都道府県の農業試験場という特殊な職場もあるが、枠が小さく競争が激しい。薬学部は農学部よりも専門的な仕事に就ける確率が高く、一般的に薬剤師は平均年収が高いようだ。生物系の学問を深めて、専門知識を活かした仕事で生計を立てたいと考えているのであれば、農学部ではなく、薬学部も選択肢に入れてみてはいかがだろうか。返信キヨシより:薬剤師希望だったなら、初めから薬学部に行かないとね返信匿名より:私が高校生だったとき、「バイオテクノロジー」が流行っており、私が生物好きなこともあって農学部を目指し、大学受験をしました。いくつか農学部には合格したのですがそのとき薬学部にも合格していました。生物で受験できる薬学部にも応募しており、落ちた場合の滑り止めと考えていました。順調に大学生活を楽しめていたのですが、日本の経済状態が怪しくなったことから農学部では得られる資格も実際の仕事には活かすことができないことを感じ、薬学部への転入を考えることにしました。これも親の勧めがあってです。薬学部は授業料も高いので親に迷惑をかけてしまうことになりますが、就職口がみつからないよりはましかと思いました。大変感謝しております、無事薬学部へ転入もでき、卒業し薬剤師になることができました。国家試験の勉強は大変でしたが、安定した給料が現在も得られているのは助かっています。農学部のまま当時過ごしていたら現在はどうなっていたんだろうと思うとちょっと怖いです。返信匿名より:自分が通っている大学は二年生で学部を選べるのですが、自分は農学部を選びました。後悔している理由の一つは、生物を主に使うことです。高校時代は物理を勉強していましたが農学部で物理を使うことはほぼありません。物理は計算だったり、考え方を覚えればできますが、生物は暗記することばかりでかなり大変に感じました。高校時代に必死に物理を勉強したのに使わないので悲しくなりました。後悔していること二つ目は、就職が工学部に比べると弱い気がすることです。工学部は世界的に見てもかなり必要とされており会社の数も多いですが、農学部の就職先は食品系などに限られています。その点少し心配なところもあります。まとめとしては、後悔する点は以上挙げた点になるので、それらを気にしない方にはオススメです。デメリットもあるかとは思いますが、興味のある分野に進むのが後悔が一番ないと思います。自己分析をして学部選びをしていただけたら良いと思います。返信匿名より:高校生の時理系クラスを選択し、大学は理系の中でも偏差値がそこまで高くなく入りやすいとされる農学部を選びました。大学に入ってみると、農学部は様々なこと(細胞工学や農業、畜産、水産、食品等たくさんの分野)を勉強できるところでとても楽しかったです。しかし、就職活動の際に農学部に入ったことを後悔することとなりました。理系の学部は専門性が高く、勉強してきたことに関連する企業に就職しようと思ったときにどの企業も狭き門で採用枠がとても少ないことを知りました。修士や博士まで行けば専門性を生かして勉強したことをそのまま仕事に使うことができる企業へ就職できると予想できますが、学部生止まりではまず難しいという感覚でした。結局周りも農学部には入ったけれど金融機関や公務員、一般の事務や工場等に就職し、専門的な仕事についた人は一握りでした。文系学部は就職活動において受け入れ口が幅広いということを高校生のうちに知っておいて調べることが大切だと感じ、後悔しました。返信匿名より:私自身農学部を卒業し、システムエンジニアになりました。農学部に入学して得られたものもたくさんありましたが、一方で農学部に入学して後悔したことも有ります。後悔したこととしては二点あります。一点目は、キャンパスが立地がよいところにはない点です。勉強の中心が農業に関することが多いために郊外や田畑が広がるところが多い点です。田舎から上京したにも関わらず、また田舎に住むことになってしまったのは当時非常に残念に思った記憶があります。次に就職について不利な点がある点です。まずは農学に関すること以外に就職を考えると非常にハードルが高い点です。私自身もシステムエンジニアになったのですが、農学以外の知識はあまりなかったために就職後に非常に苦労することとなりました。そして田舎にキャンパスがあるがために就活のための交通費が馬鹿にならない点です。私の例ですと、都内まで高速バスで5000円程度当時かかっていた為、面接を受けるのに苦労しました。返信コメントをどうぞ コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。※ が付いている欄は必須項目ですコメント名前メールアドレスウェブサイト日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策) 学部選びPosted by タケ
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農学部に入って後悔している事がいくつかあります。
それは専門性の高さが故に、学年が上がるにつれて自分が学びたい事とのずれが大きくなるという事です。
例えば、岐阜大学を例にとると、岐阜大学の農学部は共同獣医学科と生産環境科学科と応用生命科学科に分かれています。大きく農学部といっても動物を扱う学部、植生について深く研究する学部、食品や分子生命について学ぶ学科があり、なんとなくという理由で入る学科を決めると自分の職種を大きく左右してしまいます。
というのも、学科によって共通の授業はありますが、専門性の高い授業はコース別になっており、自分が必要な単位を取った上で別のコースの授業を受けると言うことは難しいです。
また、難関大の農学部以外の大学では受験に数学が必須ではありません。しかし、大学の授業では受験に必要のない知識もあたりまえに出てきて、その応用を学ぶというものが多く、復習だけで手一杯という状況でした。
さらに、理系は実習や実験がある分、文系よりも忙しいというイメージでした。実験では実験ノートをつけたり、それに基づいてレポートを提出しなくてはならないので、実験が終わってノートをまとめて、週末はレポートを書く事に費やしていました。
後悔しない大学進学にするためにも、自分が何を学びたいかを明確にし、オープンキャンパスに行くなどして資料を集める事をお勧めします。忙しくても自分が興味を持てる分野であれば楽しく勉強できますよ。
農学部に入って悔やんでいることは、薬剤師の資格が取得できないことである。
農学部の中でも生物化学系の(以前は農芸化学と呼ばれていた)分野を選ぶと、化学や生物の専門知識を習得しなければならなくなる。そうなると、お薬の周辺知識も身に付き、大学院で薬学部と引けを取らない研究ができるようになる。その結果、製薬企業に研究開発職に就職する者もいる。
私は調剤薬局で、目薬の添加剤の配合目的を確かめようとしたら、薬剤師に驚かれたことがある。私は化粧品の会社で働いているのだが、同業者(薬剤師)でも製薬企業の人間だと誤解されたのかもしれない。
農学部出身者と薬学部出身者との大きな違いは、薬剤師の資格の有無である。薬剤師の資格があれば、全国の至る所にある調剤薬局やドラッグストアで正社員として採用される可能性がある。
農学部出身になると、研究開発系の専門職が薬剤師のように全国いたるところにあるわけではない。都道府県の農業試験場という特殊な職場もあるが、枠が小さく競争が激しい。
薬学部は農学部よりも専門的な仕事に就ける確率が高く、一般的に薬剤師は平均年収が高いようだ。
生物系の学問を深めて、専門知識を活かした仕事で生計を立てたいと考えているのであれば、農学部ではなく、薬学部も選択肢に入れてみてはいかがだろうか。
薬剤師希望だったなら、初めから薬学部に行かないとね
私が高校生だったとき、「バイオテクノロジー」が流行っており、私が生物好きなこともあって農学部を目指し、大学受験をしました。いくつか農学部には合格したのですがそのとき薬学部にも合格していました。
生物で受験できる薬学部にも応募しており、落ちた場合の滑り止めと考えていました。順調に大学生活を楽しめていたのですが、日本の経済状態が怪しくなったことから農学部では得られる資格も実際の仕事には活かすことができないことを感じ、薬学部への転入を考えることにしました。これも親の勧めがあってです。
薬学部は授業料も高いので親に迷惑をかけてしまうことになりますが、就職口がみつからないよりはましかと思いました。大変感謝しております、無事薬学部へ転入もでき、卒業し薬剤師になることができました。国家試験の勉強は大変でしたが、安定した給料が現在も得られているのは助かっています。
農学部のまま当時過ごしていたら現在はどうなっていたんだろうと思うとちょっと怖いです。
自分が通っている大学は二年生で学部を選べるのですが、自分は農学部を選びました。
後悔している理由の一つは、生物を主に使うことです。高校時代は物理を勉強していましたが農学部で物理を使うことはほぼありません。物理は計算だったり、考え方を覚えればできますが、生物は暗記することばかりでかなり大変に感じました。高校時代に必死に物理を勉強したのに使わないので悲しくなりました。
後悔していること二つ目は、就職が工学部に比べると弱い気がすることです。工学部は世界的に見てもかなり必要とされており会社の数も多いですが、農学部の就職先は食品系などに限られています。その点少し心配なところもあります。
まとめとしては、後悔する点は以上挙げた点になるので、それらを気にしない方にはオススメです。デメリットもあるかとは思いますが、興味のある分野に進むのが後悔が一番ないと思います。自己分析をして学部選びをしていただけたら良いと思います。
高校生の時理系クラスを選択し、大学は理系の中でも偏差値がそこまで高くなく入りやすいとされる農学部を選びました。
大学に入ってみると、農学部は様々なこと(細胞工学や農業、畜産、水産、食品等たくさんの分野)を勉強できるところでとても楽しかったです。しかし、就職活動の際に農学部に入ったことを後悔することとなりました。
理系の学部は専門性が高く、勉強してきたことに関連する企業に就職しようと思ったときにどの企業も狭き門で採用枠がとても少ないことを知りました。修士や博士まで行けば専門性を生かして勉強したことをそのまま仕事に使うことができる企業へ就職できると予想できますが、学部生止まりではまず難しいという感覚でした。
結局周りも農学部には入ったけれど金融機関や公務員、一般の事務や工場等に就職し、専門的な仕事についた人は一握りでした。文系学部は就職活動において受け入れ口が幅広いということを高校生のうちに知っておいて調べることが大切だと感じ、後悔しました。
私自身農学部を卒業し、システムエンジニアになりました。
農学部に入学して得られたものもたくさんありましたが、一方で農学部に入学して後悔したことも有ります。
後悔したこととしては二点あります。
一点目は、キャンパスが立地がよいところにはない点です。勉強の中心が農業に関することが多いために郊外や田畑が広がるところが多い点です。田舎から上京したにも関わらず、また田舎に住むことになってしまったのは当時非常に残念に思った記憶があります。
次に就職について不利な点がある点です。
まずは農学に関すること以外に就職を考えると非常にハードルが高い点です。私自身もシステムエンジニアになったのですが、農学以外の知識はあまりなかったために就職後に非常に苦労することとなりました。
そして田舎にキャンパスがあるがために就活のための交通費が馬鹿にならない点です。私の例ですと、都内まで高速バスで5000円程度当時かかっていた為、面接を受けるのに苦労しました。